2013年7月2日火曜日

ライブ授業を行う先生に必要な能力とは。

私は色々と考え事をするのが好きで、最近は、生身の先生が授業を行う意義について、考えていました。
ここで言う生身の先生が行う授業と言うのは、ライブで生徒さんの目の前で授業を行う、小学校などの授業形態の事です。
今後はライブハウス形式と名付けましょう。かっこいい。

実は資格取得学校や予備校、パソコン教室などでは、ビデオを用いた授業や、衛星を使って遠隔地に映像を送る授業が多くなっています。
ビデオを用いることで、効率アップできますし、衛星放送を使う事で、凄腕の先生の授業が受けられます。こちらの方が良い気がしますし、この方法を使っている学校は、その良い点をアピールしています。
しかし、この方法、良い所ばかりに見えますが、私は否定的です。

以前、私はビデオを使ったパソコン教室で働いていましたが、この方法は問題が多いなあと思い、辞めてしました。
(それだけが理由ではありませんが。)
非常にやる気があり、さらにそれが持続できる生徒さんに取ってビデオレッスンは有意義ですが、それ以外の人、例えば気楽に勉強したい人や、モチベーションにムラがある人(私自身がそうです。)にとってはライブハウス形式の方が絶対にお勧めです。
ビデオの中の先生や、衛星放送で送られてくる映像の先生は、こちらのモチベーションやコンディションなどお構いなしです。
教室内の微妙な雰囲気を感じ取って、臨機応変に対応する事が出来ないのであれば、いろいろな事情や気持ちの変化を抱える生身の人間相手に効果的な授業はできません。

したがって、ライブハウス形式授業を行う先生にとって必要なのは、生徒のやる気を高める能力と生徒さんとコミュニケーションを取る能力です。
確かに、現在講師として教えている方の半分以上は、この事に気づいていませんし、能力もありません。
そんな事だから、ビデオ使っている所に負けてしまうのですが。

私は気づく事ができたので、周りの先生を巻き込んで、全員でライブハウス形式授業に必要な能力を伸ばしていきたいと思います。
そして、毎日最高に盛り上がるライブをできるようになりたいです。